わたしにとって
お金を貯めることは、得意なこと。
お金をつかうことは、不得意なこと。
気持ちよくお金をつかうことが、なかなかできないわたしにとって
夫は逆に、人のためにお金をつかうことを喜びにするタイプでした。
先日、弟から「兄弟みんなで食事をしない?」というお誘いを受けました。
弟夫婦の結婚式も近づき、奥さんをみんなに紹介したいということでした。
お誘いを受けた当初は、夫も一緒に行く予定でしたが
急きょ仕事の都合でいけなくなってしまいます。
すると夫は
当日なんだけど、午前中は空いているから〇〇(デパート)に行かない?
弟くん夫婦に、手土産を渡してほしいんだ。
そうわたしに言いました。
結婚式も近々控えているし、そんなに気を遣わなくても…
そう思いましたが、夫の気持ちをありがたく受けとめ、一緒に行きました。
その日、夫から…と手土産を渡すと、弟夫婦は予想以上に喜んでくれました。
この笑顔を夫がみたら、きっと喜ぶだろうなあ…というくらい。
帰って夫に伝えたら、それだけでとても満足そうにしていました。
夫の”生きたお金”のつかい方を、わたしも学んでいきたいと思うこと。
わたしだったら、行きたかったけど行けなかった。残念だな。
それだけで終わってしまいます。
でも夫は、行きたかったけど行けなかった。
申し訳ないという気持ちを、伝えてほしい。
こうなるんです。
わたしは”なにかあったら”、かならずお礼をしますが
夫は”なにもなくても”、人のためにお金をつかいます。
これが夫のとても良いところで
夫はわたしより何倍も、”生きたお金”のつかい方を知っている先輩です。
わたしはよく夫から、きちんと家計管理ができてすごいね。と言われます。
わたしからしたら、”生きたお金”をつかえる夫の方がすごい!と思います。
あの人は喜んでくれるかな。
そんな風に思いながら、人のためにお金をつかえるようになれたら
それはとても、幸せなことではないでしょうか。
日々のなにげない出費を、”生きたお金”としてつかえるように
これからも夫を見習って、学んでいきたいと思います。