不妊治療ってどのくらいかかるの?
前回の記事では、タイミング療法、人工授精、体外受精、顕微授精…
すべての費用を、実際にわたしが支払った金額をもとに書きました。
この記事を見ていただくと分かるとおり
高度不妊治療である体外受精、顕微授精においては、本当に高額です。
しかしわが家のように、たとえ世帯所得が730万円未満だったとしても
家計状況をしっかりと把握しておけば、治療はつづけることができます。
今日は、不妊治療をしながらも、さらに貯蓄ができる体質にする!
年間100万円貯めてきた、わが家の実践編について書いていきます。
不妊治療をしている家庭は、”お金の貯めどき”を逃してしまう?治療をしながら貯蓄ができる体質へ!治療費200万円+年間100万円貯める方法。
独身時代
夫婦のみの時代
子どもの幼少期
子どもの独立後
これらは、もっとも”お金の貯めどき”と言われている黄金期です。
夫婦2人暮らし、共働きである夫婦のみの時代。
まさにいまがその黄金期ですが
現実は、不妊治療のために年200万円近く支出をしています。
これでは貯蓄ができる…とは、とても簡単には言えませんね。
そんなわが家は、じつは年間100万円の貯蓄目標を立てています。
200万円の医療費を確保して、100万円の貯蓄をめざすことは
収入が多くないわが家にとって、決して容易ではありません。
それでも、昨年は、200万円近くの治療費を支出したうえで
貯蓄を崩すことなく100万円近く投資に回すことができました。
なぜそんなことができるの?
そう思われた方のために
わたしが最も気をつけている4項目を、書いていきます。
夫婦で家計の実態を把握する
家計の実態を把握するためには、家計簿をつけることが近道。
最低3ヶ月つけるだけで、収入と支出のバランスは大体把握できます。
夫婦で節約をする
家計簿を見ながら、節約できる部分を探して実践していきます。
らくに節約するポイントは、固定費の削減が有効です。
夫婦で収入を得る
共働きで収入源を2つ得ることによって、収入が無くなる。
という可能性をできるだけ減らしています。
資産運用・副業をする
独身のころから投資信託をしていましたが
結婚したいまでも、投資信託から幅広く投資をつづけています。
長期的にみれば、スズメの涙である銀行に預け入れておくだけより
投資の方がリターンは何倍も大きいです。
副業についても同じ。
趣味でもあるブログ運営が、月に1~2万円の収入となりました。
これもすべてみなさんのお陰です。ありがとうございます。
この4つが、いまのわが家にできる、最大の強みです。
不妊治療は、精神的・体力的な問題はもちろん
もっとも大きくのしかかる金銭的理由によって諦める方も多いはず。
所得が多くないご家庭が、治療を続けるためには
やはり、夫婦の協力は不可欠です!
すべてにおいて、完璧にこなせなくても大丈夫。
まずは家計簿をつけて、収入と支出のバランスを理解すること。
たったこれだけで、かならず道筋は見えてくるはずです。
治療費のねん出で困っているご夫婦がいらっしゃいましたら
ぜひ、ここからスタートしてみてください。
つらい不妊治療も、お金が貯まる喜びと一緒に乗り越えていきましょう。