先日、半年ぶりに姉とランチをしてきました。
未婚で同棲している彼がいる姉は、わたしの3つ年上。
Webデザイナーとしてキャリアウーマンの道を歩んでいます。
そんな姉から、ランチをしているとき「治療はどう?」と聞かれたので
この半年間にあった出来事、なかなか妊娠ができないことを伝えました。
半年ぶりに会った姉と話した不妊治療のこと&「まだ子どもはいいや」と産み悩んでいる人へ。
わたしの話をひととおり聞いて、姉はふとこんなことを言いました。
「わたしね、仕事の忙しさでここ最近ホルモンバランスが崩れていたの。
○○(める)の不妊治療のことを知っていたから
このままにしたらダメっていう意識が働いて、すぐに病院へ行ったのね。
そうしたら、排卵していないことが分かって、治療することになったの。
治療の甲斐あったいまは、正常な状態に戻ったよ。
婦人科の先生にも、結婚して子どもが欲しなら
さきに細かい検査をしておいた方がいいって言われた。
不妊治療って、どこか他人事のひとが多くて
本当の大変さは実際治療をしている人にしか、分からないんだと思う。
でもわたしは、○○(める)のことがあって
きちんと自分の体に向き合わないとって、本気で思っているよ。」
この話を聞いて、わたしはとてもうれしく思いました。
女性がキャリア進出をして、晩婚化、晩産化が当たり前となっているいま
子どもはいつか授かれたらでいいや。いまは仕事や趣味に生きたい。
そんな風に思う方がとても多いと感じています。
たしかに30代は仕事が波に乗ってくる時期。
そんな中、出産のためとはいえ仕事を離脱することは
キャリアウーマンにとって致命的だと思う方もいるでしょう。
実際、わたしも20代のころはそう思っていました。
大抵のことは、後まわしにしたって何の問題もありません。
でも、子どもを授かれる時期、出産できる時期だけは待ってくれません。
いつか子どもが欲しいな。
もしそう思っている30代、40代の方がいたら
わたしは声を大にして言いたい。
いつか、子どもを生むかもしれないということを
あなたの頭のなかに置いて、日々の生活を見直してください。
長い不妊治療に悩み、結果、子どもは授かれなかった。
そんな悲しい結果になってしまう確率を、すこしでも減らしてほしい。
どうか、どうか働き盛りのみなさんが
純粋に子どもを望んで、しあわせな出産ができますように。
心より願っています。