わたしが高度不妊治療をはじめたのが、約1年半前。
この間に6回の治療を受けて、5回の助成金を受け取りました。
これは、5回目の通知書が来たときの書面です。
わたしが高度不妊治療をつづけてこれたのは
夫や家族、職場の方々の理解。
そして、みなさんの税金であるこの助成金があったから。でした。
東京都の特定不妊治療費助成金は最大6回。5回の助成金(総額725,000円)を助成していただけたことのありがたさ。
東京都の助成金は、年齢や治療内容によって金額が変わってきます。
詳しくは、東京都福祉保健局のHPに分かりやすく書かれていますので
気になる方はご覧になってください。
■助成金_平成28年4月1日以降の申請の取扱い(すべての方に適用)
39歳までに通算1回目の助成認定を受けた方 | 43歳になるまでに通算6回まで |
40歳~42歳までに通算1回目の助成認定を受けた方 | 43歳になるまでに通算3回まで |
43歳以上で開始した方 | 助成制度の対象外 |
※年齢は、治療開始日時点の年齢
※平成28年4月1日以降、助成を受けた回数が上限に満たない場合でも
妻の年齢が43歳以上で開始した治療は全て助成の対象外
※制度変更に伴う通算助成回数のリセットはなし。過去の助成を全て合算
※助成回数は、他の自治体(道府県・指定都市・中核市)での助成を含む
■特定不妊治療に係る医療費助成金額
治療ステージA | 20万円(30万円) |
治療ステージB | 25万円(30万円) |
治療ステージC・F | 7.5万円 |
治療ステージD・E | 15万円(30万円) |
※()は初めて助成を受ける場合で、平成28年1月20日以後に治療が終了したものに限る
※治療ステージ(助成対象範囲)については、こちらを参照
制度は毎年すこしずつ変わっています。
直近では初回のみ、助成金が拡大されることになりました。
助成金は夫婦の合算の所得額(※2)が、730万円未満である必要があります。
わが家は夫婦共働きではありますが、この所得制限にはひっかからず
総額725,000円もの助成金を受け取ることができました。
ステージB(25万円)×2回:50万円
ステージC(7.5万円)×3回:22.5万円
不妊治療の1回の金額は、大体30万円~90万円とかなり幅があります。
理由は、ひとによって治療方法がまったく異なるから。
そのため、どんなに抑えられても、1回で30万円は無くなる治療です。
正直、蓄えがなければ治療はつづけることはできないでしょう。
わが家は、みなさんの税金を利用させていただき
6回(最後の助成金はまだ未申請)もの治療を受けることができました。
良い結果がでなくても、助成金を得て治療をつづけることができた。
この事実は紛れもなくありがたいことであって
わたしが妊娠できるかもしれない可能性を、いただくことができました。
本当に、ありがとうございます。
これでもう、助成金制度はなくなり
これからわたしたち夫婦の収入だけで、治療をつづけることになります。
子どもは2人。夫と4人家族で暮らす。
こんな夢がかなえられる可能性は、かぎりなく0に近い状況は変わりません。
それでも、1人。
1人授かれたら奇跡だという想いを捨てずに
これからも前向きに取り組んでいけるよう、がんばっていきたいと思います。